原発事故問う調査、平均点が年々低下… 福島大の学生調査 「風化が確実に進んでいる」
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の知識を問う福島大の調査で、調査を始めた2019年度以降、学生の平均点が低下していることが分かった。結果を分析した研究チームの前川直哉准教授(社会学)は「風化が確実に進んでいる」と指摘。放射線関連で正答率が上がった一方、事故の経過や被害の基礎的知識が不足してお…
関連リンク
- ・圏域拡大 都市ジレンマ<原発と被災地~避難計画考 福島の教訓(下)>
- ・女川30km圏、逃げず「我慢」 国の指針、移動のリスクを重視<原発と被災地~避難計画考 福島の教訓(上)>
- ・福島第1原発2号機、デブリ試験取り出しへ貫通部のハッチ全開に成功
- ・福島・南相馬に原発事故伝承館オープン、57歳の写真家が伝えたいのは「過去を見つめること」
- ・東日本大震災、原発事故の語り部養成へ ふくしま語り部ネットワーク会議が講座開始 経験浅い参加者が伝える意義共有