河北春秋(11/12):<都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白…
<都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関>。みちのくの歌枕を詠んだ能因法師の有名な1首。ひねくれ者の頭をよぎるのはこんな疑問だ。もし白河を春に出発し、京に秋に着いたとしたら、歌になったのだろうか▼圧倒的な権力者が被支配地に異国情緒や偏見を投影してイメージを作り上げる。西洋が東洋に押し付けた文…
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