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<東北の本棚>表現の芯求め悩む少女

◎おくり絵師 森明日香 著

 思うような絵が描けず悩む絵師見習いの少女の修業の日々を描く時代小説。亡くなった歌舞伎役者らの姿を描く「死絵(しにえ)」との出合いや周囲の人々との交流を通じて、自身の表現の芯を見つけていく。

 江戸時代後期、17歳のおふゆは絵師歌川国藤の下、住み込みで修業中。早くに父を亡くし

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東北の本棚

「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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