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<登録有形文化財 新指定>旧鈴木家住宅板倉など2件(宮城・石巻) 彫刻が示す気仙大工の技量

 石巻市北上町にある旧鈴木家住宅板倉と旧佐々木家住宅板倉は北上川下流域で、気仙大工の彫刻が施された建築物の特徴を伝える。

 旧鈴木家板倉は間口5・4メートル、奥行き12・7メートル。市内で1915年に建てられ、米倉として使われた。屋根はスレートぶき、隙間を埋める面戸板(めんどいた)や妻飾りの精緻な彫刻…

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