閉じる

石巻の漁港防潮堤整備 補償額算出に誤り、造船業の男性が県を提訴 仙台地裁

 東日本大震災の防潮堤整備を巡り、宮城県が石巻市の渡波漁港の土地収用補償額の計算方法を誤ったとして、同市の造船業の80代男性が30日、県に補償額との差額約10億円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴えなどによると、造船所の一部が防潮堤の建設用地となり、男性は2015年、造船所の再整備費用…

関連リンク