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映画の助成金判決 表現の自由、抑圧への警鐘だ 社説(12/30)

 公的機関が「公益」を持ち出し、芸術を規制したり萎縮させたりする対応を戒める司法判断が今年、最高裁で出された。憲法が保障する「表現の自由」の意義を重視した判決と言える。

 映画の出演者の薬物事件を理由に、文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」(芸文振)が映画会社への助成金を不交付としたことの妥…

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