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金融緩和、迫る「出口」 好循環へ持続的な賃上げを 社説(1/7)

 2024年の国内経済はマイナス金利などデフレ脱却のための非常手段としてきた金融政策を正常化し、「金利のある世界」に踏み出せるかどうかが最大の焦点になる。

 日銀は昨年、2度にわたって長期金利の上昇を事実上容認しながら、10年余り続ける大規模な金融緩和からの「出口」を探ってきた。

 ポイントは、賃金と物…

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