<ごきげんポケット(25)>山の子 くどうれいん
岩手山が大きく見える場所で十八歳まで暮らしていた。進学のために仙台に越してはじめてひとりで迎えた朝、窓を開けて驚いた。山が見えない。家の窓からも、学校へ行く電車の中からも、デートをした盛岡駅でも、わたしのことを追いかけるように常に視界に入っていた岩手山が、見えない。山がない。本当にいままで住んでい…
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