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過去合格率3%以下だった超難関を続々突破! 宮城ご当地検定1級で初の2けた合格者

賞状などを受け取り記念撮影する合格者ら

    ●第13回検定の出題例
Q1(選択式)宮城県には国指定の伝統的工芸品が4品目あります。宮城伝統こけし、雄勝硯、仙台箪笥、残る一つは何でしょうか。
(1)堤焼(2)玉虫塗(3)鳴子漆器(4)仙台平
Q2(記述式)明治、昭和、平成と何度も大きな震災に見舞われた宮城県では、震災対策推進条例により「みやぎ県民防災の日」が定められています。それは何月何日でしょうか。

解答は記事の最後で紹介します。

過去最多235人が受検 4・7%が1級獲得

 宮城県の歴史、産業、震災復興など幅広い知識を問う「第13回宮城マスター検定」(県主催)の1級合格者に対するカード交付式が、県庁であった。過去の合格率が毎年0~3%台で推移し「ご当地検定として最難関」と評される中、史上初めて2桁となる11人が合格し、喜びに浸った。

 交付式は6日にあり、池田敬之副知事と検定推進会議会長の川島隆太東北大加齢医学研究所教授が合格者11人に賞状とカードを手渡した。

 仙台市太白区の会社役員太田順一さん(64)は「合格率が低い分、挑戦しがいがある。県内の名所を数多く訪れ、過去の問題を解いて入念に準備した」と笑顔を見せた。

 検定は昨年11月に実施し、前年度に比べて62人増となる235人が受験した。受験者数は過去最多。20~87歳の幅広い年代が挑み、全50問のうち40問以上を正解した4・7%が1級を獲得した。正答数が30問以上の準1級も最多の76人だった。平均正答数は25・7問。

 過去の1級合格者で組織し、検定に協力する「いっきゅう会」の佐藤敏悦会長は受験者と合格者増について「新型コロナウイルスの行動制限が撤廃されて受験しやすくなった。コロナ禍で抑制されたチャレンジ精神が刺激された」と分析する。記述式問題で正解を書けたかどうかが合否の分かれ目になったという。

 第14回は7月以降に受験者を募り、11月中旬ごろ、県庁で実施を予定する。年齢や居住地などに制限はなく、受験は無料。

 検定は2008年度に始まり、東日本大震災のため11~13年度は休止。1時間で選択式35問、記述式15問に答える。22年度を含め過去3回は1級合格者がゼロだった。

 参考資料の「ウエルカムみやぎ観光ガイドブック」「みやぎ・仙台 日本一!百選」などは県庁1階総合案内などで配布する。インターネット上の「宮城マスター検定ウェブシステム」に登録すると、模擬テストを受けられる。

難関突破を証明するカードを受け取る合格者(右)=6日午後3時45分、県庁庁議室

 【解答】
A1 (3)
A2 6月12日

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