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奇習カセ鳥、わらみのかぶり「カッカッカー」 水をかけられ震えて小躍り 山形・上山

「カッカッカー」と掛け声を上げながら飛び跳ねるカセ鳥

 約400年前から上山市に伝わる奇習「カセ鳥」が11日、市内であった。わらみのをかぶり鳥に扮(ふん)した参加者が、飛び跳ねながら商店街や温泉街を回り、住民や観光客を楽しませた。

 山形、宮城両県や関東などから男女38人が参加。上山城を起点に各所を回り、太鼓や笛のはやしに合わせて練り歩いた。「カッカッカーのカッカッカー、商売繁盛、火の用心」。掛け声を上げながら輪になって飛び跳ね、見物客がひしゃくで祝い水をかけると、身を震わせてはね飛ばした。

 宮城県山元町の会社員三橋智博さん(53)は「面白そうなので参加したが、やってみて楽しい。カセ鳥をすることで地域のためになればうれしい」と話した。

 見物客には外国人の姿もあった。フランスから旅行中のフリーライター、モレロ・ジュリアンさん(42)は「みんなすごく頑張っている。来年はたぶん参加するよ」と興味深げだった。

「カッカッカー」と声を上げながら飛び跳ねるカセ鳥をスマートフォンで撮影する見物客
上山城の前で飛び跳ねるカセ鳥
商店街で「カッカッカー」と掛け声を上げながら飛び跳ねるカセ鳥

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