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赤井官衙遺跡群の成り立ち解説 東北学院大博物館学芸員・佐藤氏が講演 あす、東松島

 東松島市史跡講演会「赤井官衙(かんが)遺跡群のどこがすごい!?-古代城柵の発見」が18日、同市赤井の赤井市民センターで開かれる。東北学院大博物館学芸員の佐藤敏幸氏が、国史跡「赤井官衙遺跡群」の成り立ちや、古代石巻地方のスケールの大きさを語る。市教委と赤井地区自治協議会の共催。

 赤井官衙は1300年前に朝廷が現在の東松島を含む陸奥国牡鹿郡を統治するために置いた役所と、蝦夷を支配する軍事施設城柵の跡。佐藤氏は官衙の概要のほか、7世紀に上総国から移り住んだ丸子氏(後の道嶋氏)が代々、官衙の長官を務めたことなどを解説する。

 佐藤氏は昨年12月まで、石巻かほくに「発掘!古代いしのまき 考古学で読み解く牡鹿地方」を連載した。

 午後1~3時。入場無料。予約不要。

東松島市史跡講演会「赤井官衙遺跡群のどこがすごい!? 古代城柵の発見」 - 東松島市

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