◎いわきの戊辰戦争(四) 夏井芳徳 著
戊辰戦争の際、奥羽越列藩同盟軍の拠点となった磐城平城(いわき市)は1868年7月13日に新政府軍の攻撃を受け、落城した。本書ではこの日を中心に、同盟軍、新政府軍双方の藩士が残した記録を読み解き、戦いの実相を浮き彫りにする。
磐城平藩のほか相馬藩、薩摩藩、笠間藩
「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。