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<東北の本棚>人生の機微、丁寧に描写

◎妻の三味線 木戸清三 著

 仙台を舞台に、さまざまな挫折や喜びと向き合いながら生きる夫婦を描いた物語。子どもの態度を巡り心配を募らせたり、思いがけない人との縁に助けられたり。暮らしや人生の機微が丁寧に描写され、作品の世界が深く心に染みる。

 父親の急死と事業の失敗で、大学中退を余儀なくされた主人公の繁

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「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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