河北春秋(2/27):ドイツ在住の作家多和田葉子さんの小説『雪…
ドイツ在住の作家多和田葉子さんの小説『雪の練習生』は「壁」や「境」を自在に行き来する展開の妙に引き込まれる。サーカスの花形だったホッキョクグマが作家に転身、自伝を書くことから始まる▼東西冷戦、ベルリンの壁崩壊といった激動の時代を生きたホッキョクグマ3代の物語は難解だ。が、時にはっとさせられる。動物…
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