「デブリ回収」鍵を握るのは潜水艦の窓を思わせる直径55センチの穴 福島第1ルポ
原子炉3基が同時にメルトダウン(炉心溶融)した東京電力福島第1原発事故から間もなく13年。国と東電は2051年の廃炉完了目標を掲げ、昨夏には処理水の海洋放出に踏み切ったが、廃炉の「本丸」とされる溶け落ちた核燃料(デブリ)の回収着手には至らず、難航が続く。世界最悪レベルの事故現場は今どんな状況なのか…
関連リンク
- ・福島第1原発処理水放出開始あす半年 「関係者の理解なしに処分行わない」約束に触れず 県幹部会議の開示文書で判明
- ・福島第1原発の汚染水漏れ、福島県漁連「誠に遺憾」 東電に厳重抗議
- ・「放射性物質を扱う作業へ東電社員の関与強化を」 福島第1原発汚染水漏れで安全監視協が注文
- ・福島第1原発の水漏れ、福島知事が再発防止策徹底を東電に促す
- ・東電福島第1原発の水漏れ、原因は作業員の思い込み 配管の弁を開けたまま洗浄