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津波が1階部分突き破った被災自宅、家庭菜園に再生 宮城・山元の花釜から角田移住の菊地さん「家族の大事な場所」

 山元町花釜地区に、東日本大震災の津波によって1階部分を突き破られた木造2階の民家が空き家となって残る。所有者の男性は家族の生活を立て直すため町外へ移住。13年の歳月を経て今年は思い出の詰まった元自宅を農作業場として少しずつ修繕し、夏頃に家庭菜園を始めようと思い描く。

 2月下旬、建物を所有する角田市…

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