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河北春秋(3/2):優れた恋歌が多い『拾遺和歌集』の中でも、…

 優れた恋歌が多い『拾遺和歌集』の中でも、<しのぶれど色に出(い)でにけり我(わ)が恋は物や思(おもふ)と人の問ふまで 平兼盛>は、心の奥底に秘めた恋心に耐え切れず、表情や態度に表れてしまう様を詠んでいる▼村上天皇が960年に主催した「天徳内裏歌合(うたあわせ)」で披露された。壬生忠見は<恋すてふ我…

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