展示品基にトンボ玉作り 宮城県多賀城・東北歴史博物館「世界遺産 大シルクロード展」でワークショップ
宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開かれている特別展「世界遺産 大シルクロード展」(同博物館、中国文物交流中心、河北新報社、東日本放送主催)の一環で、展示資料にちなむガラス製のトンボ玉を作るワークショップが24日、同博物館であった。
中国新疆ウイグル自治区で出土した紀元前1~紀元3世紀のガラス装飾品「重圏円(じゅうけんえん)文装飾珠(もんそうしょくたま)」をモデルに、10~70代の計14人が制作に挑戦した。参加者はガラスを熱して玉を作り、ガラスチップを重ねて模様を付けた。
参加した仙台市宮城野区の主婦鎌田圭美(たまみ)さん(39)は「ガラス玉作りは難しかったが、楽しかった。歴史が伝わる貴重な展示物ばかりでインパクトがあった」と話した。
展示は6月9日まで。観覧料は一般1600円、小中高校生800円。ワークショップは5月8、22日にも開催。予約制で8日は既に締め切り、22日は7日まで申し込みを受け付ける。連絡先は東北歴史博物館022(368)0106。
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