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河北春秋(5/3):焼け野原の東京で家を失った人が寒い冬をど…

 焼け野原の東京で家を失った人が寒い冬をどう乗り切るか。終戦直後の難題だった。国の「応急越冬住宅」は狭く粗末だったのに対しその数年後に建てられた「都営高輪アパート」は不燃、堅固な鉄筋コンクリート造。公営住宅の原点とされる▼床面積約35平方メートルの2DK。1951年度作成の「51C」と呼ばれる標準設…

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