77年前に発見の象牙、実は300万年前の化石でした 水生哺乳類「カイギュウ」 青森・深浦 東北3例目
青森県深浦町で1947年に見つかり、県立郷土館(青森市)に収蔵されていた「アオモリゾウの象牙の一片」が、実際は県内では初の発見となる水生哺乳類「カイギュウ」の化石だと分かった。県立郷土館が9日、明らかにした。東北でカイギュウの化石が確認されるのは山形、福島両県に次いで3例目。北東北では初めて。
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