処理水放出差し止め訴訟・福島地裁口頭弁論 東電「健康や漁業に影響及ぼす危険ない」、請求棄却求める
東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出で、福島、宮城両県などの住民や漁業者ら363人が国に放出計画の認可取り消しを、東電に放出差し止めをそれぞれ求めた集団訴訟の第2回口頭弁論が13日、福島地裁であった。東電は「海洋放出が健康や漁業に影響を及ぼす危険はない」と主張し、請求棄却を求めた。
東電の…
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