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仙台で「宮城維新の会」の軽ワゴン車が横転 配電設備壊して一時300戸停電

事故で横転した日本維新の会の車。右は倒れた電気設備=16日午前10時55分ごろ、仙台市若林区土樋

 16日午前9時55分ごろ、仙台市若林区土樋の市道で、日本維新の会の宮城県組織「宮城維新の会」の軽ワゴン車が横転し、道路沿いの配電設備を損壊して周辺で停電が発生した。市消防局によると、運転していた男性を医療機関に搬送した。

 維新の早坂敦衆院議員(比例東北)によると、同氏の後援会事務所で活動する50代のボランティアスタッフが1人で軽ワゴン車を運転。けがの程度は軽いという。早坂氏は取材に「スタッフが脇見をしていたと聞いた。迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。

 東北電力ネットワークによると、事故で配電設備の地上機器が損壊し、若林区土樋などの約300戸が停電した。停電は午後4時20分ごろまでに復旧した。

 維新を巡っては5月22日、若林区河原町にある早坂氏の事務所前の市道で、停車していた党の街宣車が市バスの進路をふさぎ、バスが立ち往生するトラブルも起きている。

「宮城維新の会」の車が横転、停電も
事故で横転した日本維新の会の車。右は倒れた電気設備=16日午前10時55分ごろ、仙台市若林区土樋
事故で横転した日本維新の会の車(右奥)。中央奥は倒れた電気設備=16日午前11時10分ごろ、仙台市若林区土樋
レッカー車で運ばれる日本維新の会の車=16日午前11時35分ごろ、仙台市若林区土樋

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