最大級津波にどう備える 宮城沿岸の施設、安全確保に知恵絞る
宮城県が公表する最大級の津波浸水想定を基に分析すると、沿岸部にある600以上の教育や福祉、観光関連の施設が浸水域に含まれることが判明した。津波の際、自力で避難することが難しい災害弱者や観光客の安全をどう確保したらいいのか。東日本大震災の経験を元に知恵を絞る施設を取材した。
【石巻・大街道小】オリジナ…
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東日本大震災の発生から13年。あの日を知らない若い世代が増える中で、命を守る教訓を伝え継ぐために何ができるのか。震災後に河北新報社に入社した記者たちが、読者や被災地の皆さんと一緒に考え、発信していきます。