<東北の本棚>心の痛み、歌で寄り添う
◎歌集 沼の夢 工藤吉生 著
2018年に短歌研究新人賞を受賞した仙台市の歌人の第2歌集。家族や日常、夢などを題材に独特のユーモアやペーソスを交え、揺れ動く微妙な感情を作品に昇華している。読むほどに味わいが増す一冊だ。
322首を収録。<ふっくらと陽のあたる街 ここに住む誰もが泣いたことのある人>。
◎歌集 沼の夢 工藤吉生 著
2018年に短歌研究新人賞を受賞した仙台市の歌人の第2歌集。家族や日常、夢などを題材に独特のユーモアやペーソスを交え、揺れ動く微妙な感情を作品に昇華している。読むほどに味わいが増す一冊だ。
322首を収録。<ふっくらと陽のあたる街 ここに住む誰もが泣いたことのある人>。