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記者ログ(7/25):学童疎開80年

 ある文集の写しを保管している。戦時中、宮城県大崎市鳴子温泉の「いさぜん旅館」に学童疎開した金竜国民学校(東京都浅草区、現台東区)の6年生が書いた。

 2010年に旅館を取材した。「ご恩返しに軍人になり米英をたたきつぶします」「お国の役に立ちます」。感謝をつづった内容はどれも似ていた。

 別の学校の元疎…

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