復興願うイベント「東北未来芸術花火」をフレーム切手で応援 宮城県内の郵便局が1000セット限定販売中
芸術花火は、宮城・亘理の荒浜地区で9月28日開催
東日本大震災で津波被害を受けた亘理町荒浜地区で、復興を願って28日に開かれる花火イベント「東北未来芸術花火」を応援しようと、日本郵便東北支社がオリジナルフレーム切手の販売を2日に始めた。
フレーム切手「東北未来芸術花火2024」は、昨年9月にあった第2回開催時の花火写真などを絵柄に採用した。84円切手10枚の1シートと、花火や大会運営ボランティアの写真をあしらったクリアファイル1枚がセットで1800円。
日本郵政グループの社員は、2022年の初回開催時から会場設営やごみ拾い、交通整理などのボランティア活動を行っている。
3年連続でボランティアをするという山元町の山元郵便局の菊地幸夫局長(51)は「フレーム切手を通して芸術花火を広く知ってもらい、多くの人に会場へ足を運んでもらうことによって、地域の復興に貢献できたらいい」と語る。
計1000セット限定。県内350の郵便局窓口で取り扱うほか、5日から日本郵便のオンラインショップでも販売する。
28日の第3回イベントは、午後6時半から音楽に合わせて大輪の花火玉が50分間打ち上げられる予定。全席有料で、約1万5000人の来場を見込む。連絡先は実行委員会事務局070(4066)9617。
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