能登支援継続へTシャツ販売 宮城・石巻の2飲食店が製作、炊き出しの活動費に
宮城県石巻市のラーメン店「麺屋丸宮」と和食店「割烹(かっぽう)滝川」は、能登半島地震のチャリティーTシャツを製作し、販売している。売上金は現地で続けている炊き出しの活動費に充てる。
丸宮などは2月から、石川県輪島市の避難所などで料理を提供。今月30日には同市の仮設住宅で活動する予定。丸宮の店主佐藤健司さん(43)によると、食材の購入や運搬用トラックのレンタルなどに1回当たり5万~10万円ほどかかるという。
Tシャツは、背中に能登半島の地図と伝統工芸品「輪島塗」などをプリント。左胸に東日本大震災の被災地から応援する気持ちを込め、石巻市と女川町の地名を記した宮城県の地図を描いた。
佐藤さんは「能登はまだまだ復興が進んでいない。できるだけ長く支援を続けたいので協力してほしい」と話している。
S、M、L、XLの4サイズで、1着3500円。2店と、「bi cafe なつめ」、ちゃきん屋和、つるじい農園、民宿みなみ荘の市内計6カ所で扱う。連絡先は丸宮0225(23)5166。
関連リンク
- ・陸上・男子四種競技、初出場で中学日本一 宮城・栗原の氏家さんが「くりはら大賞」 市から顕彰状 成績伸ばし「将来は五輪に」
- ・台湾、ふむふむ… 半導体、なるほど! 宮城・大衡でフェス、理解深める <スケッチみやぎ>
- ・水産加工や建設業、観光協会… 宮城・気仙沼のシゴト、楽しいぞ 地元高校生が就労体験、報告会
- ・仙台・青葉山複合施設、音楽ホールは最大2100席 コンサートやオペラ対応の可変型 基本設計最終審査で東京の業者選定
- ・仙台・定禅寺ジャズフェス閉幕 軽快な音色、70万人が酔いしれ