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新入り雌ビーバー「ぷかぷか」登場、繁殖も期待 仙台うみの杜水族館

展示が始まった「ぷかぷか」(左)。「幸」(右)と「マル」と一緒に暮らす
展示が始まった「ぷかぷか」

 仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館は、東京都羽村市動物公園からやって来た雌のアメリカビーバー「ぷかぷか」(1歳)の展示を始めた。雄の「幸(こう)」(4歳)との繁殖を目指し、雌の「マル」(15歳)を入れた3頭で来館者を迎える。

 水族館によると、ぷかぷかは体重約14キロ。中型犬ほどの大きさで、他の2頭よりも小柄。7月に到着した。顔合わせなど環境に慣れさせ、今月5日から公開している。

 幸やマルに積極的に近づき、においをかいだり毛繕いしたり、好奇心旺盛な性格。幸との相性も良く、寄り添って寝たり、一緒に泳いだりする姿も見られるという。

 ビーバー好きで週2~3回来館するという宮城野区の30代女性は「若いぷかぷかの顔が愛らしい。マルと幸の行動が変わったように思う。3頭の関係を見守っていきたい」と話した。

 アメリカビーバーは北米大陸の川や沼湖に生息。夜行性で、午後3時以降に活発な姿が見られる。2~3月に繁殖期を迎える。

「幸」(右)にくっつく「ぷかぷか」

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