囲碁・応氏杯制覇の一力遼三冠に、宮城県が県民栄誉賞を検討 県庁ロビーに快挙祝うパネル掲示
宮城県は11日、囲碁の主要国際戦の第10回応氏杯世界選手権で優勝した一力遼三冠(27)をたたえるパネルを県庁1階ロビーに掲示した。村井嘉浩知事は同日の定例記者会見で、県民栄誉賞の授与を検討していると明らかにした。
パネルは縦76センチ、横1メートル60センチ。「優勝おめでとう 一力遼九段」との文言を記した。パリ五輪スケートボード女子ストリート銀メダルの赤間凛音(りず)選手(15)=仙台市出身=ら、県ゆかりの五輪メダリストの祝福パネルと並べて掲げられた。
村井知事は会見で「囲碁に詳しい方から『囲碁界の大谷翔平(米大リーグ・ドジャース、岩手・花巻東高出)といえる快挙だ』と聞いた。本当に誇りに思う」と笑顔で称賛した。
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