「匠」の手ほどきでものづくり 14~16日に仙台うみの杜水族館で体験会 伝統表装や洋裁マイスター13人参加
子どもたちがプロの技術者と一緒に工作を楽しむ「匠(たくみ)が教える!ものづくり体験」が14~16日、仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館で開かれる。伝統的な表装や洋裁の手ほどきを受けながら、自分だけの特別な一品を仕上げる。
指導に当たるのは、厚生労働省認定の「ものづくりマイスター」13人。2枚の紙をつなぎ、縦にも横にも開閉できる「からくり丁番」や、内ポケット付きのポシェット、畳べりを縫い上げて作る「ミニ畳」など5種類のいずれかを制作できる。
体験会は、ものづくり産業の技術者を確保育成する厚労省の事業の一環。委託を受ける宮城県職業能力開発協会の担当者は「自分で作品を完成させた喜びや達成感をぜひ味わってもらいたい」と話す。
参加対象は小中学生と保護者で、参加無料。14日はからくり丁番、15日はポシェットとランチバック、16日はミニ畳とコースターを作る。1日3回で、午前10時半~11時半と午後1時半~2時半、午後3~4時。定員は各回20人。
申し込みは電話かファクスで。定員に余裕があれば会場でも受け付ける。連絡先は同協会技能振興コーナー022(727)5380、ファクス022(727)5381。
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