<大観音の傾き(24)>海だけは、ずっと 山野辺太郎
修司は笛をくわえて、思い切り吹いた。甲高い音が鳴り響く。その音が、大観音の背中の窓から両手を差し伸べていたジョルダーニのもとへと届く。
二つの球が、解き放たれた。球がみるみる大きさを増しながら迫って…
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