閉じる

ニーハオ中国文化 仙台で9月15日までフェス 小籠包、伝統舞踊、太極拳…堪能

ステージイベントでは伝統舞踊なども披露された

 中国の伝統文化を紹介する「中国フェスティバル」が14日、青葉山公園追廻地区(仙台市青葉区)の中央広場で始まった。飲食・物産コーナーを設けたほか、ステージイベントを展開し、来場者を楽しませている。15日まで。

 水ギョーザや小籠包(ショウロンポウ)など中国料理の販売や、紹興酒の試飲など計26のブースが並び、幅広い世代でにぎわった。ステージでは、伝統舞踊や民族楽器「二胡」の演奏などを披露。太極拳の演武では、独特のゆったりとした動作で観客を魅了した。

 中国の伝統文化と発展を多くの人に知ってもらい友好関係を深めようと、中国駐新潟総領事館(新潟市)と宮城華僑華人連合会(仙台市)が初めて開催した。オープニングセレモニーには行政や経済界、国際交流団体などから約70人が出席し、テープカットで開幕を祝った。

 同総領事館は宮城、新潟、福島、山形の4県を管轄している。式典後、崔為磊総領事が報道陣の取材に応じ、新型コロナ禍後、仙台空港発を含む管内の中国直行便4路線の運航が再開して往来が回復していることに言及した。交流拡大に向け「来年以降もフェスティバルを続け、宮城の対中交流を代表する催事に育てていきたい」と話した。

太極拳や伝統舞踊などを披露したステージイベント

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

ライブカメラ