澤穂希さん登壇、医師と健康語る 9月29日・仙台でシンポ
スポーツを通じた心臓病予防の啓発などを目指す「健康ハート・シンポジウム」が29日、仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれる。サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の元主将で仙台市在住の澤穂希さんが登壇し、自身のプレー経験や健康について医師と語り合う。
澤さんは心不全に詳しい聖マリアンナ医科大の木田圭亮准教授と対談する。全国の専門医が不整脈や心筋梗塞といった心疾患を解説する講演、日本サッカー協会とスポーツ少年団の関係者が参加するパネルディスカッションもある。
シンポジウムは日本心臓財団、日本循環器協会などの共催で毎年開かれ、宮城県での開催は初めて。企画に携わる東北大大学院医学系研究科の安田聡教授(循環器内科)は「体が心配な方、スポーツ好きの子どもなどに、生活習慣を整えるための運動の重要性を知ってもらいたい」と語る。
午後3~5時。参加無料。先着300人。チケットサービス「Peatix(ピーティックス)」から参加登録する。当日参加も可能。連絡先は東北大病院循環器内科022(717)7153。
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