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仙台市消防局が市中心部で大事故を想定し訓練 救助手順を確認

大事故に備え救助の流れを確かめた訓練

 けが人が多数発生する仙台市中心部での交通事故に備えた市消防局の救助訓練が、青葉区の広瀬川牛越緑地であった。消防署や市交通局、県警から約120人が参加し、搬送までの流れや情報共有の手順を確かめた。

 東二番丁通で乗用車が歩行者6人をはねた後に対向車線の市バスに衝突し、合わせて21人が負傷したケースを想定。けがの程度に応じて治療の優先順位を決めるトリアージを行い、救出に当たった。

 青葉消防署の高崎純治副署長は「救出した順に搬送する通常の事故に比べ、けが人が多いときはしっかりとしたトリアージが求められる。1分1秒でも早く搬送できるように努めたい」と話した。訓練は10日にあった。

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