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宮城・栗原出身の十両時疾風、子どもたちとぶつかり稽古 宮城・岩沼の金蛇水神社

ぶつかり稽古で怖がる幼児にほほ笑む時疾風関(手前左)。左奥は大畑

 宮城県岩沼市の金蛇水神社で23日、ともに栗原市出身で大相撲の十両時疾風(ときはやて)関(28)=本名冨栄秀喜=と三段目大畑(27)=大畑空宇=を招いたイベントがあった。赤ちゃんの成長を願う「泣き相撲」やぶつかり稽古を繰り広げ、会場を沸かせた。

 赤ちゃん52人が両力士に抱えられて土俵入りし、力士が顔を近づけると大声で泣き出す赤ちゃんもいた。ぶつかり稽古は2歳から大人までの70人が挑戦。力士志望の小中学生も登場し「バチン」と頭からぶつかって胸を借りていた。

 大崎市の看護師佐藤瑞希さん(26)は長女光浬(ひかり)ちゃん(1)の泣き相撲を見守った。「お相撲さんに抱っこされたので元気に育ってほしい」と目を細めた。

 トークショーで時疾風関は「来場所は幕内に返り咲き、初の勝ち越しと技能賞獲得に向けて頑張る」と話し、大畑は「皆さんの応援を励みに大勝ちしたい」と抱負を語った。

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