<記憶の素描(36)芥川賞作家・石沢麻依>猫靴の行方
高い棚の上に手を伸ばし、もう少し、とさらに背伸びをする。途端に椅子がぐらついて、あっと声を上げる間にも、身体は床に向かって倒れ込んでいた。とっさに床に伸びた左足が、こきりと嫌な音を立てる。痛みで視界…
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