仙台産農産物おいしさ探訪　仙台市内３３ヵ所の飲食店や直売所でスタンプラリー　11月30日まで

　仙台市産の農産物を味わう「とれたて仙台スタンプラリー」が、市内の飲食店と直売所計３３カ所で開催されている。地産地消の情報を発信する市の事業「とれたて仙台」の一環。交流サイト（ＳＮＳ）のインスタグラムでの写真や動画の投稿キャンペーンも併催する。１１月３０日まで。

　２４飲食店、９直売所が参加する。スマートフォンなどで特設サイトにアクセスすると、地図上に各店のアイコンが表示され、対象メニューも確認できる。各飲食店が野菜などを仕入れている市内２２の生産者・団体も紹介している。

　各店でスタンプの対象となる料理や商品（直売所は５００円以上）を購入し、店にある２次元コードを読み込むとスタンプが手に入る。スタンプの数に応じて４種類の賞品にそれぞれ１人１回応募できる。

　賞品はＪＲフルーツパーク仙台あらはま（若林区）のイチゴ狩りペアチケットのほか、市内で採取された蜂蜜、コメのギフトパック、乾燥原木シイタケを用意。抽選で計５０人に当たる。

　インスタグラムのキャンペーンは「とれたて仙台」の公式アカウントをフォローし、スタンプラリー参加店で食べたメニューか、購入した農産物の写真や動画を撮影。「＃とれたて仙台スタンプラリー２０２４」などとタグ付けして投稿する。

　賞品は市産の乾燥野菜とコメのギフトパックのセットで、抽選で計１０人に当たる。賞品はいずれも１２月下旬に届く予定。

　市農食ビジネス推進室の担当者は「スタンプラリーをきっかけに、仙台の農産物を買ったり食べたりできるお店巡りを楽しみ、おいしさを知ってもらいたい」と話した。