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親の願い、つるし飾りに込める 宮城・大和で11月10日まで展示会

手作りのつるし飾りがずらりと並ぶ展示会

 大和町宮床の旧宮床伊達家住宅で、つるし飾りの展示会が開かれている。11月10日まで。

 野菜や魚の形をしたつるし飾り4000点近くを展示。宮床地区の女性でつくる「つるし飾りっ心(こ)の会」の約30人が、使わなくなった着物の生地や綿などで作った。

 展示会は2008年に始まった。宮床伊達家初代宗房の妻・松子が、子の吉村(仙台藩5代藩主)の無事を祈って地蔵を建てたことにちなみ、子を思う親の気持ちをつるし飾りに託している。

 宮崎由美子会長は「地域の安全や子どもたちの成長を願い、みんなで楽しみながら作った」と話す。

 午前9時~午後4時。28日と11月5日は休館。入場無料。連絡先は同会022(346)2112。

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