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秋田・八郎潟出身 バド志田選手に県民栄誉章 「皆さんの応援がパワーに」

報告会で笑顔を見せる志田選手

 秋田県は24日、パリ五輪バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した同県八郎潟町出身の志田千陽選手(27)に県民栄誉章を授与した。

 県庁であった顕彰式と報告会には、志田選手の家族や県内のスポーツ関係者ら約150人が出席して快挙を祝った。佐竹敬久知事は「五輪で銅メダルに輝き、県民に誇りと勇気を与えてくれた」とたたえた。

 式典後の報告会であいさつした志田選手は「初めての五輪で緊張したが、皆さんの応援がパワーになって最後まで自分らしく戦いきることができた」と感謝した。

 県民栄誉章は1986年の創設後、19個人4団体に授与された。バドミントン選手は2018年の永原和可那、松本麻佑両選手(ともに北都銀行)以来。

 志田選手が五輪後、秋田に凱旋(がいせん)したのは今回が初めて。23日には八郎潟町で町民栄誉章も授与された。

 志田選手は23日、母校の青森山田高がある青森市を訪問。市民栄誉賞と県民栄誉特別賞が贈られた。

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