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「まずやってみることが大事」 元東北楽天の銀次さんが宮城・大和で講演

「被災地からプロ野球選手を出すのが夢」と語る銀次さん

 プロ野球東北楽天の元選手で球団アンバサダーの銀次さん(36)の講演会が、大和町まほろばホールであった。

 銀次さんは「東北魂~チャンスを掴(つか)む」と題して講話。自身の転機に現役時代の星野仙一監督との出会いを挙げ、「1軍に出始めの頃、誰も打てない投手の時に星野さんから『おまえ打てるか』と聞かれ、打てるわけがないと思いながらも『任せてください』と答えた。打つことができて、試合に使われるようになった」と語った。

 「どこにチャンスがあるか分からない。小さなことでもまずやってみることが大事。結果が良くても悪くても次のチャンスにつながる」と強調した。

 講演会は町と町教委が12日に開き、町民ら約550人が集まった。

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