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はらこ飯に笑顔 宮城・亘理で水産まつり

はらこ飯の試食品を受け取る家族連れ

 亘理町の季節の郷土料理「はらこ飯」や荒浜漁港で水揚げされた新鮮な魚介類をアピールする「水産まつり」(町観光協会主催)が、町荒浜の宿泊施設「わたり温泉鳥の海」駐車場で開かれた。旬の味覚を求め仙台圏から多くの家族連れが訪れた。

 町内の11飲食事業者や町食生活改善推進員協議会が手作りした、はらこ飯の試食品1700食を無料で振る舞うコーナーには、開始前から行列ができた。

 特設ステージでは大きなサケの重さを当てるクイズのほか、ヒラメやマダイ、イナダ、イシモチなどの「ミニ競り」が催され、老若男女の掛け声が響いた。

 家族と初めて訪れた亘理小3年佐々木結衣さん(9)は「はらこ飯はイクラが甘みがあってプチプチしていてとてもおいしかった」と笑顔を見せた。水産まつりは10月19日にあった。

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