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おもちゃの重機で建設業の仕事体験 仙台・みやぎ建設ふれあいまつり

おもちゃの重機を無線操縦する子どもら

 「みやぎ建設ふれあいまつり」が3日、仙台市青葉区の県庁前駐車場であった。建設業界やものづくりの魅力を伝え、なり手不足改善につなげようと、県建設業協会などでつくる実行委員会が主催し、家族連れなど多くの人が訪れた。

 採石場を模したジオラマを舞台に、おもちゃのショベルカーやダンプカーを無線操縦して石を運ぶゲームや、高さ6メートルまで上がる高所作業車の試乗体験など17ブースが設けられた。

 おもちゃのダンプを操作した青葉区の小学6年近藤広陛(こうへい)さん(12)は「曲がるのが難しかったけど上手にできた。農家の祖父が重機を操作していて、自分も動かしたいと思っていたので楽しい」と笑顔で話した。

 今年で4回目。協会の千葉嘉春会長は「不便なく生活を送れるのは建設業が住宅や道路などインフラ整備を担っているから。子どもたちに大事な職業だと理解してもらい、将来的に業界に入ってもらえたらうれしい」と期待した。

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