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「かたい信用 やわらかい肉」のPRに3歳児も 仙台の老舗精肉店が20人をアンバサダーに任命

アンバサダーの3歳女児(中央)に認定証を渡した伊藤会長(左)と貞子さん(写真を一部加工)

 老舗精肉店「肉のいとう」などを展開するワイドフード(仙台市)は、自社商品のPRに協力する「肉のいとうアンバサダー」の第1期生に3歳児を含む20人を選び、13日に仙台市内で任命式とファンミーティングを開いた。創業者の伊藤攻(おさむ)会長(79)と妻貞子さん(77)が、出席した1期生15人に認定証を手渡した。

 任期は1年間。来店時に商品や店内の写真を撮影したり、店舗で購入した食材を使った料理の写真を撮ったりし、交流サイト(SNS)に投稿する。特典として全店舗の商品が20%引きになり、新商品試食会や年1、2回開催するファンミーティングに参加できる。

 第1期生は今年7月から約2カ月、特設サイトで募集。宮城県内外から100人以上の応募があり、書類審査で県内を中心に3歳~60代の男女20人を選んだ。

 初回のファンミーティングでは、会社側から店舗の紹介やPR活動の説明などがあり、アンバサダー同士が交流を深めた。伊藤会長は「一人一人を従業員と思っている。皆さんの力を借りて肉のいとうを発展させていきたい」と語った。

 就任した泉区の会社員虹橋こころさん(51)は「肉のいとうの商品で肉料理を作って投稿し、おいしさを伝えたい」と意気込んだ。

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