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黒塀と紅葉、見事なコントラスト 秋田・角館の武家屋敷通り

武家屋敷通りの木々がすっかり色づき、観光客を楽しませている

 秋田県仙北市角館の武家屋敷通りで、色づいたモミジやカエデが見頃を迎え、観光客で連日にぎわっている。例年であれば今月上旬には見頃が終わっているが、市観光課によると、今季は1週間ほど色づきが遅いため、今週いっぱい楽しめそうだという。

 武家屋敷通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、立ち並ぶ歴史を感じさせる屋敷群や黒塀と、赤や黄に染まった木々とが見事なコントラストを描いていた。今季はイチョウの黄色が鮮やかという。24日まで午後4時半~10時にライトアップする。

 青森県五戸町から団体で訪れた主婦松坂あきさん(65)は「紅葉シーズンは初めて。落ち着いた屋敷と紅葉がマッチして趣がある」と話していた。

 市内にある紅葉の名所の抱返り渓谷は、工事のため遊歩道が通行止めになっている。

武家屋敷通りの木々がすっかり色づき、観光客を楽しませている=12日、秋田県仙北市

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