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仙台の城跡6カ所を紹介 せんだいメディアテークで11月20日から「秋の城まつり」

仙台城跡

 第80回文化財展「せんだい秋の城まつり―城が教えてくれること―」(仙台市教委主催)が20~24日、青葉区のせんだいメディアテーク1階で開かれる。市内に約70ある城跡のうち6カ所に光を当て、出土品などを紹介する。

 取り上げるのは仙台藩祖伊達政宗が築いた仙台城(青葉区)と若林城(若林区)、中世の仙台平野の中心地だった岩切城と洞ノ口遺跡(ともに宮城野区)、現在は住宅地の下に眠る富沢館と北目城(ともに太白区)。

 各城跡から発掘された磁器や木簡など187点を展示する。仙台城大手門に使われたとみられる飾り金具や、政宗が晩年を過ごした若林城跡で見つかった織部皿が並ぶ。県無形民俗文化財の伝統芸能「大沢の田植踊」「野口鹿踊(ししおどり)」を説明するパネル展示もある。

 入場無料。午前10時~午後6時。23日に大沢の田植踊の上演と体験会、24日には郷土史家菅野正道さんの講座と「仙台お城検定」がある。連絡先は市教委文化財課022(214)8893。

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