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「公道」を激走、ギャラリーが声援 宮城・利府でラリー大会

ギャラリーの応援を受けながら出発する参加車両

 市販車を基にした車が公道を走ってタイムを競うラリー競技の大会「利府ラリー」が、利府町のイオンモール新利府南館を発着点に開かれた。県内外の28組が出場し、運転技術を駆使して町内を駆け回った。

 ドライバーと道順を指示するナビゲーターの2人一組で、「リエゾン」と呼ばれる移動区間計約74・5キロと林道などでタイムを競う「スペシャルステージ」計約6・75キロを走行。スタート地点のイオンモール新利府南館駐車場では、多くの来場者が旗を振って声援を送る中、出場車両が1台ずつ出発した。

 総合優勝を果たした仙台市若林区の自営業綾部匡さん(44)は「東日本大震災の後、忙しくてしばらく競技から遠ざかっていたが、今年久しぶりに大会に出場した。地元でこんなに盛大なラリー大会があるのはありがたい」と話した。

 大会はラリーチームグランドプロジェクト(山形県村山市)の主催で10日にあった。今年で4回目。

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