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東北初!仙台空港でドロップキック 仙女レスラーが到着ロビーで熱戦

豪快な技を決める選手ら

 東北初となる「空港プロレス」が24日、仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)のターミナルビル内であった。仙台市を拠点とする女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」(仙女)のレスラーが熱戦を繰り広げた。

「飛んだり投げたり、すごかった」

ドロップキックを決める選手

 今年6月から空港内の観光案内所「みちのく観光案内」を運営する旅行会社の「ツアー・ウェーブ」(仙台市)が「仙台から世界へ」をテーマに、空港に親しみを持ってもらい、旅行機運を高めようと企画した。

 空港ビル1階の国際線到着ロビーに設けられたリングで、シングルマッチ2試合とタッグマッチ1試合が行われた。約400人が観戦し、迫力ある技が決まると、大きな歓声や拍手が沸き起こった。

 来年4月で現役を引退する仙女代表の里村明衣子さん(45)のトークショーもあった。米プロレス団体WWEへの参戦経験があり、大の旅好きでもある里村さんは「自分の知らない世界を学ぶのは大事なこと。経験が一番の財産だと思っている」と語った。

 会場では小学生以下の子ども向けにプロレス教室も開かれた。名取市の小学4年見留莉帆さん(10)は「試合は飛んだり投げたりと選手の動きがすごかった。教室では選手が優しく教えてくれたのでまた参加したい」と笑顔だった。

次々と大技が繰り出された
トークショーで海外での学びを語る里村さん。右はツアー・ウェーブの江口篤社長

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