競技区間を走行　模擬ラリー体験　宮城・利府でセミナー＜多賀城・利府ウイーク＞

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　自動車ラリーによる町おこしに取り組む利府町で、町民らにラリーへの理解を深めてもらうセミナーが町役場であった。町内外の１７人がルールや楽しみ方を学び、実際のコースを走る模擬ラリーに取り組んだ。

　模擬ラリーでは、助手席のナビゲーター役「コ・ドライバー」を体験。道順などの冊子を見ながらドライバーに指示を出し、森郷地区の競技区間の里道（１・３キロ）などを走行した。

　同町の会社員梶山浩一さん（５９）は「ドライバーの性格を把握し、情報を伝えるタイミングを考えるのが難しかった」と話した。

　町内では２０２１年に公道を利用した「利府ラリー」、翌年にはトヨタ自動車主催の初心者向け大会が始まった。セミナーはラリー愛好家らでつくる「利府ラリー開催支援クラブ」が１日に開催した。