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子ども食堂に新米150キロ 宮城・大崎の農事法人「西荒井ファーム」が寄贈

相沢代表理事(左から2人目)らが新米5袋を手渡した

 大崎市古川の農事組合法人「西荒井ファーム」は、子ども食堂の活動を支援しようと、同市のNPO法人synapse40(シナプスフォーティー)に今秋収穫した新米150キロを寄贈した。

 贈られたのはひとめぼれ60キロ、つきあかり90キロの玄米。NPOは「ワンコインカフェ」と銘打って毎月実施する困窮家庭などを対象にした食事提供のほか、フードパントリーとして行う食材配布などに活用する。

 西荒井ファームは2019年の台風19号による被災を機に発足。農家11人が今年手がけた水稲22ヘクタール、大豆17ヘクタールは豊作に恵まれ、収穫を支援に役立ててもらおうと寄贈に至った。相沢信夫代表理事は「他の農業者にも支援の輪が広がるといい」と話した。

 寄贈は11月29日にあった。NPOの千葉繁美代表理事は「コメ不足もあって寄付が少なくなっており、本当にありがたい。受け取る方々にもお気持ちを伝えたい」と感謝した。

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