山形知事選で福島の自営業の男性が立候補の意向
任期満了に伴う山形県知事選(来年1月9日告示、26日投開票)で、福島県白河市の自営業金山屯(じゅん)氏(84)が立候補の意思を固めたことが24日、分かった。県内各政党組織の支援を得た現職吉村美栄子氏(73)の無投票での5選が濃厚とみられていたが、一転選挙戦の可能性が高まった。
金山氏は河北新報の取材に「無投票で吉村氏が100%支持を得る形となってはおかしい」と語り、無投票阻止が決め手になったとした。性的少数者のカップルなどの家族関係を証明する県の「パートナーシップ宣誓制度」への反対などを掲げる。
金山氏は2018年の福島県知事選や19年の福島県議選などに立候補し、いずれも落選している。
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